2008年9月15日月曜日

奥道4 奥の細道2400K 鹿沼から日光を走る

奥の細道も第4回目。いろいろな気持ちのゆれがあったけれども、2、3日前からかなり集中できている。睡眠と栄養と調整のためのランやスイムが計画通りに進んだ。
今回のランからいよいよ「泊り」が入る。したがって走る距離も連続することになると思う。なので、一日を旨く使って疲労を残さないように走れるか問う試金石でもある。

9/13(土) 第一日目:
・朝早い電車で大宮へ向かう意識的に水を飲んで飽和にする。大宮で乗り換える、仕事でたまに乗る東武線なので緊張感も何もない。春日部では同じように日光方面に行くであろうリュックサック組や輪行組がいて、座れない危険性を始めて感じる。これは第一関門か。通勤者の癖か、席を立ちそうな人を見つけて、前に立つと、ビンゴッ!すぐに座れた。
・車窓からはいつか走った奥道2のルートがすぐ脇を走る。ほんの30分もしないうちに利根川栗橋に達する。この前は8時間近く走ったのに、電車でGOだねぇ...さらに目的駅の新鹿沼までは30分を切った。カラダのエンジンがかかる。日光方面に行く人たちを尻目に一人席を立ち改札を出る。
・身支度を整えるとラン開始、天気はラン日和8:10発予定通り水ペットを二本背中に入れて例幣使街道を目指す。前回の奥道3の終点をヨコに見てぐんぐん走る。まずはコンビに探しから。御成橋を越えるとその先にコンビに発見、行動食と良く冷えたコーラ。最近はコーラを飲むことが多くなった。強い炭酸の刺激が体に喝を入れる。
・しばらく走るとやがて杉並木になる。このあたりの杉はまだ細い。そして路側帯も狭いところがあったりで、その場で止まって大型車をよけることも2,3回。10K地点付近は、JRふばさみ(文挟)駅があり無人駅である。ホームまでは出入り自由、トイレを借りる(笑)。街道に戻りしばらく進むと板橋の交差点。ここも曾良が日記に控えている場所、交差点を過ぎると街道は左にS字を描く。車が途絶えると自分の足音と呼吸音のみが聞こえる、今までより深く美しい杉並木になる。路は細くなり、当時の風情を十分感じる。ただし、車はさらに怖くなるが、交通量は減る。そんな路を6Kほど走ると前方に高速道路や鉄道が交差する。今市だ。追分地蔵は工事中11:00。写真だけパチリ。ここは杉並木が途切れている。600Mほどで街中を突っ切ってしまう。そのはずれにかざぐるまの神社があり、そこからふたたび杉並木が日光まで続く。ここからが圧巻!国道は杉並木から外れ、車と人が別々の路を歩く、本来の人の街道になる。このあたりの杉はほぼ芭蕉たちが歩いた頃のものだろう。一本の太い杉に触れてみる。気持ちの良い透き通った水が両脇をかけるように流れてゆくのは最近の演出かもしれないが、一見して冷たそうで気持ちが引き締まる。再び国道と合流するとどこからかお囃子が聞こえてきてどんどん近づいてくる。頭上の信号機には「JR日光駅入り口」とある。12:05着、よさこいの真っ最中。参加者も、見ている人たちも、まばらでまるでリハーサルのようだけどホンちゃんらしい。2分とかからず東武日光駅。まずは腹ごしらえ。40分遅れでほぼ同じ時刻に日光に着く(本当は走って5分の神橋まで)が、彼らの足の速さに感服する。
・お腹もいっぱいになったところでゆったりとしたのぼり坂を観光客をかわしながらのラン13:00。大谷川を渡る神橋は以前よりも俗っぽい。車も増えて人も多い。そんな中を4Kほど上ってゆく。人がいなくなる辺りに「裏見の滝入り口」の看板あり。そこから単調なみちを2.5K結構な斜度あり。明日のいろは坂はこんなものかチョッとビビル。上から若い女性が二人「がんばってぇ」の声に、生き返る。余裕の走りのふり。そこからほんのチョッとで滝の入り口。すずしい沢路をしばらく上がるとしょうめんに大きな滝が13:50。興奮しますね。この力強さ。芭蕉たちも初めて見たときには同じように感じたのか。当時は現在の遊歩道がなく、滝に出会うまでのこんなさからすると、その感動は今より数倍あったのではないか。滝裏にこもる芭蕉と曾良の瞑想風景が見えるようだった。
・滝を十分堪能した後下りは足を出すだけで、ぐんぐん降りる降りる。句碑「しばらくは瀧にこもるや夏の初め」のある安良沢小学校14:20たしかにかわいい句碑があった。さらに下ると大日堂跡。ここにも句碑「あらとうと青葉若葉の日の光」が、さらにこの近くに憾満ヶ淵があるはず。つり橋を渡って川の向こうへ14:50。「並び地蔵」はみんな揃って憾満ヶ淵をずっと見てきたんだね。流れに沿って山門を抜け出ると東照宮方面に路が下っている。強い雨が降ってきた。慌ててカッパを着る雨はどんどんひどくなるがもともと汗で濡れていたのでお構いなし。雨で人気のなくなった路を独り占めで東照宮へ向かう。
・東照宮15:15へはチケット購入1300yenチョッと高いかな。三猿、陽明門、陽明門のパワースポット、眠り猫、鳴き龍さらに外へでて二荒山神社。当時は一般人は参拝できなかったらしいから、もっと荘厳な雰囲気だったかもしれない。一通りお寺めぐりを終えて、今日の宿は大谷川ユースホステル。神橋バスストップからかなり近い。路地を曲がると正面には大谷川今夜は川音がにぎやかかな16:20
・今まで泊ったユースの中でも一番の狭さ。すぐに風呂に入れさせてもらい。さっぱりしてから、汚れ物をコインランドリーへ直行。靴も乾燥できたし。片道15分、ウエアも復活、気持ちよく。食事の時間までアト30分。夜がとっぷり暮れて真っ暗な中を犬に吠えられながら。ユースに戻る。食事は日本人男女三人のほか、韓国の女性とドイツの若者、ほかにもフランスからの女性二人さすが日光はインターナショナル。話題はどッから来たの?からどこへ行くの?国際的なのでなかなか話がずれたりして楽しい。夜も11時明日のいろは坂ランに備えて、朝飯をコンビにまで買い物に行く、雨が降っている。明日は雨なのかな?雨なら止めて帰ろうか...

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